クロスステッチの図案をデジタルで管理してみたい、という目的の記事である。
【目次】
紙図案の使いかた(私の場合)
キットに同梱されている図案が紙媒体であった場合*1、図案をみながらチクチク縫っていく。私の場合は、縫う場所の迷子にならないように、縫った場所を蛍光ペンで塗っている。ペンで塗ってしまうので、コピーした図案を使う。そして図案自体が小さすぎる場合は拡大コピーもする。
キットにあるような図案は1ページ、多くても数ページのため上記で問題ない。ところが、今回DLしたLong Dog Samplersの図案は20ページほどある。大作になればなるほど、ページ数は増えてしまう。
紙図案のやりにくさ
ざっとこれだけ考えられる:
- 印刷したら数十ページにもなった。
- チャートのマス目が小さく、読みづらい。拡大したらA3になった(大きい)。
- 縫った後にハイライトしてたらペンのインクが切れた、間違ったとき辛い。
- 多色使いで塗り分けする場合にペンを持ち替えるのがうざったい など
簡単に拡大縮小ができ、印などのやり直しがきくデジタルデータでの図案確認は、これらの問題を解決してくれるような気がする。
神アプリ:Pattern Keeper
クロスステッチ、特にHAED (Heaven and Earth Designs)など
Heaven and Earth Designs | Needlework Materials & Cross Stitch Kit
色替えの多い複雑な図案*2を使用する場合などに特に重宝するらしい。有料アプリだが、観測した中では使っている人多し。
ただし、アプリはGoogle PlayすなわちAndroidしか展開がなく、iPadでは使えない。
そこで、今回はiPadに入れているGoodNotesアプリで代用出来ないかトライした。ただし、GoodNotesアプリも有料である*3。
Good Notesアプリで図案を読み込めるか?
結論、PDF形式であれば問題なく読み込めそうだ。ペンでアナログと同じように書き込みできる。
できること:
- ハイライトの太さを調整すればマス目を塗れる。自動的に図案(PDFページ)の背面に透過してくれるので、ハイライトを塗ったところが見えなくなるという現象が回避できるのは地味にうれしい
- ペン1本でハイライトも書き込みもワンタッチで可能
- 拡大縮小が容易
できないこと:
- 図案記号での検索および一括ハイライト
クロスステッチ用アプリのPattern Keeperには負けるが、紙図案での作業は再現できそう。
ひとまずこれでやってみよう。次は、布の準備をしなければ。